〜にゃゴト〜
にゃごのつぶやき
NG14「困った友人〜友情観について〜」
またまた、時間が開いてしまって申し訳ないです。
さて、今回のお話は私の困った幼なじみの話です。
彼女とは結構長い付き合いなので、家族も同然と言う気持ちが
私の中であって、自分のわがままが直に出やすく、にゃごは
身内になればなる程、扱いがゾンザイになっていくみたいでして
（↑自覚ナシ）最近彼女との連絡がおざなりになっていました。
まぁ、お互い年も取ったわけだし、それぞれの環境があるので
学生の時みたいにいつでも一緒って言うのは物理的にムリでしょう、
それはお互いもうオトナなので自然の摂理で連絡がマメではないのは
お互い了承している、イエ、するものだと思っていました。
幼なじみとは言え、私の中で彼女は立派な親友（悪友？）と呼べる人です。
オトナ同士の親友って、マメに連絡をしなくても何となくお互いの様子が
ちょっとした報告で手に取る様に分かる物だ、必要最低限の接触だけれど
内容は誰よりも深い関係、目に見えない絆でシッカリ結ばれている物
だと、勝手に理想を描いているだけなのかもしれませんが、
にゃごはそういう物だと思っていました。
ところが、この友人にはとんでもない性質（悪癖というか・・・）
がありまして、自殺願望が、やや人より高めの人なんですね。
微妙に違うんですがリスト・カット症候群？みたいなんですよ。
この前、久々に彼女からの着歴があったので妙な胸騒ぎを覚えて
掛け直して話をしてみると、意味不明な言葉を告げるんですね。
「コレは、もしや、いつもの病気発病か？！」と一瞬で判断が付き、問い詰めると
「今日中に死にます」って言うんですよ。
「またいつもの事だから放っておけ」と心のどこかで平静を
保とうとはするんですが毎回、毎回、事が事なだけに、
「死ぬんじゃナイ。甘ったれるな。辛いから死ぬなんて卑怯者のする事だ！！」
って真剣勝負の説得の幕が開けるんです。しかも頭ごなしの説教だと
拒否されるのを分かっているので言葉や会話展開を考えながらの説得です。
まるで営業マンがお得意先のクレームに対応するかのごとく
頭の回転フル稼働、MAX状態です。しかもプライベートなのに・・・。
こっちも生きた心地がしません。自分も死にたいくらいになってきます。
結局、話し始めた時は精神喪失みたいで危なかった状態が、だんだん
まともな答えになってきて、冗談が言える状態になってきたのを見計らって
電話を切ったのですが、その後彼女の親に即、電話をして
彼女の様子を伺った方がイイよと告げておきました。
さすがに、深夜0時回る頃に彼女の家に行くのは難しいですから。
翌日には仕事が控えているし。
彼女的には、まだまだベッタリとした親密な友情関係を築きたいんだろうな、
と、思います。辛い時には辛いと親友に話して心行くまで相談に乗ってもらう。
自分が寂しい、辛い時に常に身近にいてくれる人が「親友」だと思っているようで
「相手にして欲しい時にその人に相手にされていない」という不安を感じると
「死ぬ」って暴挙に出るんだ、その反応を見て安心して落ち着くんだ
という事にちゃんと気付いてます。
でも、でもね、彼女はもう既に１児の母親なんですよ。
イイ加減自立してよ（怒）というのがにゃごのホンネです。
自分の子供の面倒を見なきゃいけない立場なのに・・・。
彼女の心の闇を他人が拭える訳ではなく、他人に協力して貰ってもイイから
自分で強くなって拭う術を学んで行くしかないって事に気付いて欲しいです。
子供が大事だと感じるんであれば、特に自立しないと子供の為にはなりませんって。
はぁ・・・。
ちなみに、彼女はもっといろいろと抱えている事情がありまして、、、
説明をするともの凄く長くなるので簡潔に、他のにゃご友人からの発言を載せると
「彼女に関わらない方がイイよ。と、いうか、私は貴方が心配だから彼女に関わらないで」
と、言われる人なんです。
年月が立てば経つほど、彼女との交友関係を改めようと思う気持ちが
強く出始めると同時にこんな彼女だからこそ手を離してはいけないんだとか
複雑な気持ちになってきます。
せめて、彼女が「一般的な感覚を持って言動ができる人」であればこんな事で
悩む事は無かっただろうし、彼女の想う友情の簡潔版がムリなく築けていたかもしれない。
それどころか、常人では知りえないだろうたくさんの経験を持っている
スゴイ人だとにゃごの尊敬する人の筆頭株に上がっていたと思います。
彼女が最近できた友達だったら、躊躇無くもっと合理的で冷静な
判断を下していたんだろうなぁ・・・。
と、まぁ、にゃごの周りにはこんな困ったちゃんがイマス。
あなたの周りにはいますか？
それとも、あなた自身が困ったちゃんになっていますか？？？
今回も長くなりました。お付き合い頂きまして有難うございマス。